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03/10: 議員倫理に関する一考察

 鹿児島の阿久根市で騒動が起きている。市長(元市議)が自己中心的な行動で市庁舎内の報道管制をしいたり、議会開催日にボイコットしたり、さらには課長に答弁するなと命令をしたりしているとか。信じられない。目黒区の独歩の某議員を純粋培養した壊れ方だな。パワハラとか、そういう言葉は知らないんだろう。…でもよく市民もこんなの選んだもんだ。不信任で辞めさせられて再選してるんだから…。

 議員などの選挙で選ばれる人間には一定の倫理があることが前提(性善説)だ。しかし現実は甘くない。倫理感覚が欠如している者も、倫理感覚が遠い宇宙のかなたにあるような異次元人もいる。自分と同じ人類かどうかに時々疑問を覚える。

 そんな中で、やっぱり公費を活用する場合においては、ある程度以上の厳密性と、公共の利益に帰する内容とがあるべきだと思うところ。その中でも区民と議員の接点となる「広報」については一考の余地がある。

 広報といえばホームページや議員が発行する広報紙となる。とくに広報紙については、目黒区議会では政務調査費を活用する議員が非常に多い。やはりそういう公費活用の新聞では「倫理綱領」的なものが必要じゃないかと思う。

 そんなわけで新聞倫理綱領をちょこちょこ調べつつ、会派からの議運検討要望事項としてどっかに絡めていきたいと思っている。前にも出したんだけど、あんまり検討してもらえてない。

 他人が他人を縛るという中で考えると、新聞倫理綱領程度をベースに改良した議会倫理くらいは条例化してもいいんじゃなかろうか。国会の政倫審みたいな制度を、区議会でも作るべきと思うわけだ。(参考:政治倫理精度の特性とその議論の変遷

03/09: 消防団運営委員会

 ぼくは消防団に参加していないので、消防団の動きをあまり深くは知らない。消防団員の皆さんと話したり、議員の消防団関係者と話してるが、本当に、常日頃から大変なことをしているなあと感じている。正直言うと、ぼくの活動時間的で日常参加が困難でもある。

 そんなわけで今まで消防団運営委員会には、会派でもそういうことに詳しい人に行ってもらっていたのだけれど、今年度はぼくがこの審議会の委員になっている。

 諮問されている内容、答弁する予定の案文、どちらもあまりにもっともである上に理想的なので、あとは実現するための「枠組み」の問題かなと感じる。今回は学校の総合防災教育との連携についての諮問だった。学校側が協力的になってくれないと実現できないことばかりだ。

 個人的には、児童同士の学びあいでの防災教育推進や、保護者に知らせられる児童活動として防災発表報告を学校広報として活用するようなことを提案しておいた。学びあいは消防少年団の活動はあっても、やはり絶対的に人数が少ないから大変だ。…後段はあくまで教育委員会の問題だろうな。

 ところで今調べたけど、消防団運営委員会の議事録、目黒区役所ホームページで公開してないようだ。資料ともども公開したら活動報告的にも意味があるし、結構勉強になる気がするんだけども。

03/08: 特別/公共施設まちづくり 報告事項

 議会中なんだけど、今回は案件が少ない。陳情が2件取り下げになったこともあるが、ちょうど、穴というところだろうか。

○自由が丘サンセットエリア地区計画原案について
 今年11月には地区計画として確定する予定。自由が丘のまちづくり指針と組み合わせつつ、地区計画というかたちで建設誘導をおこなって、住民が住民として望むかたちの「歩く自由が丘」をかたちづくるために考えられたものだ。

 基本は皆がセットバックなどで協力し合って、歩きやすい街並みを構成し、さらに多くの人々が来て楽しんでもらえる自由が丘をつくっていこうというものだと言っていいんじゃないか。

 基本的に住民主導でやっている内容なのだから実はあまり議員として質疑することは多くないはずなのだが、予想より多い質疑があった。ふうむ。まあいいのだけれど。

 やはり、まちづくりの主体は住民であるべきだと実感する。

03/05: 常任/企画総務 補正予算審議

 丸一日補正予算の審議が行われた。企画総務委員会は、富士見大郎副委員長と、香野あかね委員が出席している。

 前日から予告されていたのだが、当日委員長が体調を崩し、午後三時頃まで副委員長が代行することになった。総括質疑はやはり会派の副幹事長にしてほしいということもあり、あえて年長議員に発言許可を求めて、委員長代行の富士見大郎副委員長(民主副幹事長)が行うようにした。しかしまあ手続きが面倒なこと。

 民主の総括質疑は基本ともいえる3本柱にしぼったものだ。?起債減を目指してきた姿勢と、未来の住民も共通に負担する思想の矛盾について。?強い理念のもとに大局を見て舵を切る姿勢について。杉並区の減税自治体構想と、現状の目黒区の余剰を基金化する手法の違いを指摘して提案。?暮らしサポート21の総括。

 詳細に突っ込めばキリがないが、要点を絞ってうまく質疑していたと思うところではある。

03/04: 常任/生活福祉 陳情審査 全陳情決着

○改正貸金業法の早期完全施行を求める意見書の採択を求めることに関する陳情
 ヤミ金問題と多重債務問題に関わるもの。全会一致採択。意見書送付(予定)。委員長から、正副委員長裁量で追加資料配布があった。

○安心して利用出来る特養ホームの実現に関する陳情
 採択。全会一致。タイトルを見るごとに「安心できないの?」とか考えてしまうのはぼくの性格が悪いのか。目黒の特養は安心できると思う。さらに良いものを目指すのはいいことなので段階的でもやるのはいいこと。でもまず優先順位としては「入ってない人への対応」として、新たな特養整備とかが先になるのもまた道理。陳情者も分かっていただけてるようでありがたい。

○食料の自給力向上と、食の安全・安心の回復に向けて、食品表示制度の抜本改正について国への意見書提出を求める陳情
 トレーサビリティ義務化の問題は結局国でも国内までしかできないから、そのさきは「外国産」とかしか書けない。

 しかし本気で加工食品すべてのトレーサビリティやったら、うなぎは全部輸入だし(稚魚輸入)、アサリとか北朝鮮から小さいのをもってきて海岸に埋めて国内産にしたりしてるし、そういうの全部外国産と表記したら問題あるし…。なんてことで個人的には無理だと思う。どの時点までのトレーサビリティとかは明記した方が責任感ある対応だと思うんだ。

 それともほんとに「目指す」という意味で意見書にするか。でもそうすると平成12年に出した意見書よりどうしたって弱まる。目黒区議会全体の意思としてなら、「強い意見書の態度」を前例にした方が議会人としては得だ。(反面、議運提出で新たに出して弱めるのは、政権与党側になった人間としては、実はありがたいんだけども。)

つまり「地方政府の意見なんか弱めたい政権与党意識」vs「地方政府の議会意見を弱めたくない意識」なんだ。このへんは、整合取れるものじゃないだけに、どうにもならん。結構このへん悩ましい。

○消費生活課の開設についての陳情
 記載はあるけれど、審議せず。審議未了。理由は消費生活課は4月からできるから。それで問題ないので審議する必要もなくなった。

03/03: 常任/生活福祉 議案審査、報告事項など

 ぼくが毎年在籍する常任委員会は軒並み無風区だなと感じる。企画総務委員会は一昨年(副委員長)、昨年(委員長)だったが、非常に平穏だった。言い換えると他の委員会では嵐が起きていても無関係なほど順調に進んでいるということ。今年の生活福祉委員会も比較的のんびりしている。

■議案審査
○目黒区応急福祉資金貸付条例の一部改正
 応急福祉資金の上限18万円を20万円に値上げして、返済期間を36ヶ月から40ヶ月、つまり4ヶ月延ばすという改正。反対する理由がまったくない。全会一致。

○東京都後期高齢者医療広域連合規約変更協議
○東京都後期高齢者医療鯉浮き連合葬祭費事務受託協議

 後期高齢者広域連合議会で議決済のものの確認協議。1区でも反対すると実行できなかったんじゃないかな。でも普通は連合議会に議員を出しているので、反対する可能性はほぼない。全会一致。

□報告事項・情報提供
○22年度臨海部広域斎場組合議会定例会

 予算案の議決などがあった報告。記載の一部に疑問があったので終わってから確認した。懇談会費で食事代が1人5000円×11名で計上されていたことについて。委員会の表で聞くほどのレベルじゃないから。
 予算計上はしているけれど、今までほぼ実施してないようだ。昨年は3600円しか食料費が出ていないと…。まあそういうものだ。

○事故処理結果
 庁用自転車と宅配自動車の接触事故。区4:相手6の配分で示談。飛び出しはいけないですよ。自転車で4だとまったく止まろうとしてないと思われる。

○訴訟事件報告
 戸籍附表の発行を求めたのを、DV被害防止関係で発行しなかったものに対して、違法だと訴えられていたもの。
 地裁・高裁ともに区側完全勝訴。そりゃそうだ。普通に届けられたとおりに公表しないでいただけで違法にされたらギャグにしかならない。こんな訴訟起こす人は何考えてるのか分からないわ。

03/03: ホームレスでの驚きの数字

 驚きの記事を見つけた。「路上生活者:34%、知的障害疑い 支援の必要性指摘 東京・池袋で調査(続きに引用)」というものだ。

 もちろんIQがすなわち全ての答になるとは思わない。皆が皆まじめに答えたかどうかだって疑問がある。しかし記事にもあるように、統計人口の2%がIQ70未満と言われている中で、この数値はどういうことかを考える必要はあるのではないか。

 派遣村をしていた湯浅さんが内閣から去ろうとする中で、世間の視線が変わることが必要だと訴えていた。変わらないと進まないことがある、と。行政もやる気はないわけではないが、縮こまっていて動きが鈍い、と。

 路上生活者は、選んで路上生活者になっているのか。路上生活者にならざるを得ないのか。ならざるを得ないなら理由は何なのか。少なくとも何割かは支援を受けなければ社会生活が困難な弱者である可能性があると、この調査は言っている。

 いろいろな意味で考えさせられる興味深い調査結果記事だ。

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